あるときはゴムベラ大好き、あるときはスパチュラハンター、あるときはターナーマニア、どうも僕です。
僕はいつからか良いスパチュラを探す旅に出ており、現在もその途中なのですが、とても理想に近いものを発見たのでご紹介しましょう。
それがこれ
ヘラの先端部分が大きくなっていて、持ち手が短いのが特徴です。
スパチュラを手の一部として扱いたい
僕は常々、スパチュラを手の一部として扱いたいと思っていたわけではありませんが、なんとなく不満を抱えていました。
僕の中で最適なスパチュラはずっとoxoの小さいサイズだったのですが、先端が小さすぎるところが玉に瑕、障子にメアリー。
全体的に固くてつなぎ目もなく、まあお気に入りで2本目も購入しちゃうぐらいなんですが、お菓子作ったりしてると、ボウルの側面についたクリームたちを削ぎ落としたり、柔らかいヘラのように滑り込ませつつ混ぜるみたいなことをやりたいわけですが、それができない。
全体的な長さはベストなんだけど、オールラウンダーではないような、そんな気がしていました。(多分)
で、見つけたのが今回の貝印ターナーくん。
僕が普段良く使う主力級スパチュラくんたちと並べてみるとこの通り。貝印くんだけ明らかに短いです。
しかし先端の羽?部分は一番大きく長いです。この形状に惚れました。
こいつなら・・・なるんじゃねぇか、と。俺の右腕に。
持った時の違い
実際に持ってみるとこんな感じ。(スライドできます)
先端部分に少し触れるぐらいで持つと丁度よく、力が伝わりやすそうな雰囲気をビシビシ感じます。
全く同じ持ち方をoxoのスパチュラでやってみるとこう。
やっぱり少し物足りないです。この小ささは別の所で活躍するのですが、混ぜる用途にはもう少し欲しいところ。ただコイツは全体的に硬いのがメリットのひとつなので、そもそも比べるのが間違っているのかもしれません。
そして最後。これはダルトンというお店で購入したものですが、同じ持ち方をするとこうなります。
そもそもこんな持ち方をしたことがないのと、するつもりもないのでなんでこんな比較をしているのか謎ですが。
形状がすばらしい
で、色々持ってみて分かったのは、この形状が僕にはピッタリフィットしているということ。
先端の羽が縦に長いので、ボウルの側面についたものを削ぎ落としつつ混ぜるのにすごく適しています。
全体の長さが短いので取り回しもしやすく、力も伝わりやすい。非常に混ぜやすい。とても良い。そう、良い。
oxoのスパチュラだとやっぱり高さが足りないです。
全体的に硬いのでしなりも悪く、ボウルの側面に混ざりきらなかったクリームたちが残っているみたいなことも多々あります。
デメリットも見えてきた
ただし貝印くんのデメリットも見えてきました。
まず短さが仇になる点。とある動画でクリームを混ぜたのですが、奥まですくおうとしたら指先を突っ込みました。なんとなく頻繁に起きそうな予感がしています。
あとは熱いものを扱うのはちょっと怖いです。持ち手が短いので、ソースが飛び散って手に付着する・・・みたいなことがありそうです。(絶対ある)
でもそれぐらいですかね。
oxoのスパチュラと同じように、適した場所、適したタイミングが絶対にあると思うので、大きめのオールラウンダースパチュラのように扱うというよりは、バチッとハマるタイミングで真価を発揮するタイプだと思います。
特に小さめのボウルや鍋で軽く混ぜる時、鍋からお皿に盛り付ける時など、キレイにこそげ落としたい場面で大活躍してくれるはず。
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